プロフィール
| 生まれ |
1971年 |
| 子供の頃の夢 |
運転士(電車) |
| クラブ活動(中学校) |
野球部 |
| 働いている地域 |
愛媛県 |
出身地 |
愛媛県 |
| 仕事内容 |
家電製品や消防設備の工事をする |
| 自己紹介 |
釣りにはよく行きます。 |
※このページに書いてある内容は取材日(2010年06月03日)時点のものです
仕事人記事

私の仕事は、電気を利用する器具や設備の工事・設置・修理・点検を行うことです。一般家庭では照明器具の取り付け、エアコンの設置や配線工事、テレビアンテナの設置など電気に関係する物の工事をします。自動火災報知設備(火事を知らせる設備)や誘導灯(避難通路を示す発光する標識)の設置と年2回の点検、消火栓・ポンプの設置と点検など消防設備工事もします。みなさんは信号機の電気が切れている所を見たことがありますか?信号機の中には電球が入っていて、2年に1度交換する決まりになっていますが、数年に1度電球が切れていることがあり、「すぐ交換しに来てください」と警察から連絡が入ります。電気工事をする人は、大工・土木工事…色々な仕事ができるくらいたくさんの道具を持っています。主な仕事道具はペンチ・ドライバー・ニッパー・ナイフ・ハンマー・スケール(長さを測る物)で、これらは必需品で腰に巻いて常に持っています。

仕事は8時から17時までで、工事には2人1組で行きますが、2人いればたいていのことはできます。一般家庭であれば2~3日で工事が完成します。現場で作業をして、現場から帰ってくると請求書、報告書、工事にかかる見積書、消防や電力会社に提出する書類などを作成します。電器メーカーの研修にも参加します。新商品が出たら展示会に行って商品の説明を受けて勉強します。私は会社の経営にも携わっているので、現場に出て工事をするだけでなく、お客さんとの打ち合わせや、社内での会議も重要な仕事です。休みは日曜日ですが、休みの日や、仕事が終わった後や夜中にも電気のトラブルが発生した時には仕事の依頼の電話がかかってくるので、休みが取れないことも多いです。また、仕事の依頼があれば県外にも行きます。

夏の暑い時、冬の寒い時の高所作業車を使った作業はとてもつらいです。みなさんも見たことがあると思いますが、電柱や電線の工事など高い場所での作業は大変です。雨の時は、電源を切ってかっぱを着て作業をすることもありますが、ひどい雨や台風など危険な時は中止にして室内の作業をします。でも、週間天気予報を見て調整することができるので、雨が降りそうな時は日にちを遅らせたり早めたりしてなるべく工事が中止にならないようにします。依頼を受ける会社によっては、工事の手順や進め方が決まっているので、なかなか思うように作業が進まない時があります。「工事をする許可がいるので、許可が下りるまで工事を待って欲しい」「昼からにして欲しい」など様々な要望があるので相手先に合わせることが必要です。

配線工事をして、照明器具を取り付け、作業を確認します。最後に電気を送電すると、工事を始める前は何も無かった所に、パッと明りがつきます。この達成感は何度味わっても良いものです。工事が無事に終わった時にやりがいを感じます。もちろん、お客さんから「ありがとうございました」と言われた時は、嬉しいですね。

どの仕事をしていても当たり前だと思いますが、「時間厳守」で行動しています。お客さんとの打ち合わせや現場に行く時間など、約束は必ず守ります。もう一つ、私が仕事を始めた時に先輩の職人さんから言われたことで、ずっと守っていることがあります。それは、「来たときよりも美しく」ということです。自分達が持ってきた物や出したゴミは持ち帰り、現場から帰る時はきれいに掃除をして、お客様に気持ちよく使って頂けるようにします。また、道具を大事にすることも大切なことです。

大学を卒業後、1年間設計の仕事をしていました。私が26歳の時に、ある店舗の工事を責任者としてやってみないかと仕事を任されました。それまでは現場の責任者として仕事をしたことがなかったので、工事が終わるまでは不安でした。でも、無事に工事が終わった時、一人でもやっていける自信がつき、父親の会社を継ぐことを決めました。私にとって一生忘れられない現場です。電気工事をするためには「電気工事士」の国家資格が必要です。皆さんが電気工事士になるには、電気の勉強ができる高校や大学を卒業して、国家試験を受けると良いと思います。

小さい頃の夢は、国鉄の運転手になることでした。列車が通過するのをよく見に行っていました。私が子どもの頃はテレビゲームがなかったので、田んぼで野球やたこあげをしてよく遊んでいました。家の前にある川で釣りをしたり泳いだりもしていましたね。今でも釣りは好きで、休みの日には時々行きます。学校では、理科の実験が好きでした。他にも「自然の家」という体験施設が楽しかったことを覚えています。私は、小さい時は人見知りでした。今でもそういう部分はあると思いますが、それでは仕事にならないのでたくさんの人と話すようにしています。

皆さんには、小学生の頃から新聞を読んでほしいですね。私自身も小学生の時から新聞を読む習慣をつけています。新聞は知識の宝庫だと思います。新聞には日本や世界の政治・経済、環境や健康のことなど役に立つ情報がたくさん載っています。分からない漢字があれば辞書で調べてください。漢字の勉強にもなりますし、記事の意味を理解することもでき、知識も増えていきます。1面から読んで欲しいですが、まずは4コマ漫画からでも良いと思います。活字を読む習慣をつけて欲しいですね。また今は、仕事でパソコンのワードやエクセルの機能を使う機会が増えています。学校の授業でも習っているかもしれませんが、ワードやエクセルの機能が使えるようになって欲しいですね。
取材・原稿作成:西条市商工労政課 森川
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