
| 生まれ |
1980年 |
| 子供の頃の夢 |
団体職員 |
| クラブ活動(中学校) |
卓球部 |
| 働いている地域 |
愛媛県 |
出身地 |
愛媛県 |
| 仕事内容 |
子どもを預かり共に生活する |
| 自己紹介 |
休日は、子どもと公園に行ったり、川で魚を捕(と)ったりして、一緒(いっしょ)に楽しんでいます。 |

※このページに書いてある内容は取材日(2007年09月07日)時点のものです

私の仕事は保育士で、子ども一人一人の発達を見守る仕事です。幼稚園は3歳から5歳までの子どもを受け入れていますが、保育園では、0歳から5歳までの子どもを受け入れています。私の勤めている保育園では、年齢に分かれて6つのクラスがあって、私は年長(5歳児)の担当をしています。年長になると、基本的生活習慣はできてますので、あとは見守るのが大切だと思ってます。やはり、私自身が子どもの中に入って遊ぶということも大切ですが、友だち同士で遊べる環境を作ってあげることが大切だと思ってます。私の所属する保育園では、様々な体験を重視しています。今も、子どもたちの集中力を養うということで習字をしていました。他には、体操教室ということで、体操の専門の先生に来ていただいて、体を動かして遊んだりすることもあります。今は運動会が近いので、年中、年長クラスで組体操の練習をしています。年少さんはバルーン体操をやってます。ちなみに、この仕事に就くためには、保育士の国家資格が必要です。
私の保育園では、7時半から子どもたちが登園し始めます。10時くらいから課業というのがあって、天気が良ければ散歩に出かけたりします。お昼は完全給食です。それからお昼寝の時間になりますけど、小学校に行ったら当然お昼寝の時間はありませんので、練習ということで、年長さんは年明けからお昼寝の時間が無くなります。お昼寝は14時半に終わって、それからおやつの時間になって、早い子では16時、遅い子では18時過ぎくらいに保護者の方が迎えに来られます。保育士は、園児が登園している間は、園児を見守る必要があります。保育園では、早出の先生、遅出の先生と当番を決めて、早い時間や遅い時間の保育にも対応できるようにしています。私も日によって出勤する時間が違ってます。ちなみに、土曜日も平日と変わりなく保育をしていますが、職員が交代で出勤して対応しています。
その子の性格や年齢(ねんれい)に応じた叱(しか)り方が必要
子どもを叱らなければいけないときもあるんですけど、叱った後のフォローをしっかりしなければいけないところに苦労しています。当然、子どもは一人一人性格が違ってますし、年少クラスであればわかりやすく叱る必要がありますので、年代に応じて叱り方も異なってきます。その子の性格や年齢に応じた叱り方が必要だと思います。ちなみに、私の受け持っている年長クラスは24人で、全部で24パターンの性格があります。年長さんくらいになれば、どうして叱られたのかわかる場合が多いので、しっかりと理解するまで、お互い話をするようにしています。
子どもたちの日々の成長が、見ていて分かるところが非常に楽しいです。例えば、年少の時にすごく野菜嫌いの子がいて、一口たりとも口の中に入れるのが嫌だったんですけど、年中、年長になるにつれて、何でも食べられるようになりました。その子に対しては、嫌いなうちは無理しなくていいよ、という姿勢で接してたんですけど、保育士の言葉掛けなどを通して、その子自身、食べなくちゃいけないという考えに変わっていって、それも成長だなと感じることができました。卒園式は、保育士としてのやりがいを感じる瞬間です。私も寂しい気持ちで一杯になるんですけど、園児にも寂しくて泣いている子がいて、やっててよかったなと感じることができます。
一人一人の子どもと真剣(しんけん)に向き合い大切にしていく
叱り方を一人一人工夫しているところもそうなんですけど、子ども一人一人と真剣に向き合って、一人一人を大切にしていくことを心がけています。幼児クラスと乳児クラスで違うんですけど、乳児クラスでは毎日何をしたかを記録して、幼児クラスでは1ヶ月単位で何をしたか、子どもがどのように成長したのかを記録して、子どもたち一人一人の成長過程を把握していくようにしています。それを見て、その月の最後に、「もっとこうしたらよかった」「次からはこうしよう」というところを自分で反省し、それも一人一人で内容が異なってくるんですけど、記録として残すようにしています。

この仕事に就いた一番の理由は、子どもが好きということです。高校を卒業してから松山市の専門学校に通ったんですけど、その学校では介護のコースと保育のコースがあって、ほとんどの人が介護のコース方に進みましたが、自分は保育の方で子どもと関わっていきたいという思いがあって、保育のコースに進むことになりました。今働いている保育園には、自分が専門学校に通ってたときに実習に来させていただきました。その実習がきっかけになって、この保育園に就職させていただくことになりました。
私は西条市の山の方の出身なんですけど、小学校から帰ったらすぐ友だちで集まって、網とかを持って魚や虫を捕まえに出かけてました。普通にドジョウなんかも捕ってました。当時は、外で遊ぶことが大好きだったので、家にいることはほとんどなかったです。勉強する時間はそこそこだったと思います。今でも、保育園の子どもたちと虫や魚を捕りに行ったり、園庭でサッカーをしたりするのが好きです。あの時の経験が、今もそのまま仕事に繋がってます。
今、家の中でゲームとかをして遊ぶ子が増えていると思いますが、たまには外に出て、友だちと遊んでみるのもいいんじゃないでしょうか。外は学ぶことでいっぱいです。いろんな発見があると思います。保育園の子どもたちも散歩に行くだけですけど、その中でいろんな建物などを見たり感じたりすることで、部屋の中では感じることができないものを感じているんだと思います。外に出る機会は大切です。
取材・原稿作成:西条市産業振興課 大久保