プロフィール
| 生まれ |
1983年 |
| 子供の頃の夢 |
世界中に行きたい |
| クラブ活動(中学校) |
卓球部 |
| 働いている地域 |
愛媛県 |
出身地 |
愛媛県 |
| 仕事内容 |
ユニフォームを縫う |
| 自己紹介 |
性格はマイペースで、のめりこむ派。休日はゴロゴロ、たまに遠出する。 |
※このページに書いてある内容は取材日(2009年11月12日)時点のものです
仕事人記事

私の仕事は、野球のユニフォームを作ることです。昔、ユニフォームは作業着の1つと考えられていましたが、現在では個性を出すファッションの1つになっています。私の会社ではユニフォーム作りを、機械がする仕事と人間がする仕事に分けています。まず裁断は機械が行い、人の手で30分かかる作業が5、6分で終わり、1枚1枚の誤差もほとんどありません。次に縫製は、大まかな部分は7台のミシンが担当し、設計図を組み込んだフロッピーをコンピュータに入れ、自動で操作します。そして細かい部分は、人がミシンを操作して少しずつ調整しながら作っています。現在39名で仕事をしていて、20代~70代のいろいろな世代の仲間と協力して仕事を行なっています。

仕事は朝8時30分~夕方17時までです。朝、仕事に来たらまずミシンの手入れをします。油を差し、サビを拭き取り、一枚縫って糸の調子や縫い目などを確認します。そして、何も問題がなければ仕事を始めます。ズボンを作るための工程は全部で31あり、上着を作るための工程は27あります。全ての工程を1人で担当するのではなく、私はズボンのボタンホール、ゴムや紐などを入れる裾の始末、腰の部分のワッペン付けなど8工程を担当しています。他にも、周囲の状況を見て、後ろポケットを作る工程の手伝いなど2工程の補助もしています。自分の作業工程だけだと、1日600~700枚仕上げています。同僚が担当している他の工程には、ズボンにステッチを付ける工程やポケットの袋付けをする工程、それから上着の袖付け・脇と背中の縫い合わせ・仕上げ止めをする工程などがあり、3人で協力しなければできないものもあります。

ズボンは2種類の型しかありませんが、上着の型は種類が多く、新しく覚えることがたくさんあるので大変です。また、ズボンも上着も、普段は伸びる生地を縫っていますが、たまに伸びない生地を使うことあり、その時は縫うことが難しく時間がかかります。入社した時は、生地に合った縫い目の調節などを覚えることに苦労しました。縫い方を間違えてしまったこともあります。数をこなすことにより、段々上手になってきました。ただ「縫う」と一言で言っても技術が必要な部分はたくさんあります。ミシンがもっと自動化されると、人間の手でないと上手くできない所に時間をかけることができるようになるので、早く実現すると良いなと思います。

私は、この仕事を始めて1年くらいになりました。ミシンを使う技術が上がり、家でも自分で小物を作って楽しむようになりました。また、できなかったことが少しずつできるようになった時は嬉しいですね。工場全体の流れを理解して、1枚でもたくさんの製品を作っていきたいと思っています。これからも、目標を達成できるように頑張ります。この仕事に就いてからは、衣料品などを買う時には、裏の縫い目をチェックして良い物を買うようになりました。私生活でも仕事で学んだことが役に立っています。

どのようにすれば綺麗に仕上げることができるか、時間を短縮する方法はないかといつも考えています。でも、焦って失敗したのでは意味がありません。今は無理をしないで丁寧に縫うことを心掛けています。また、工場全体を見て、それぞれのチームがどのような仕事をしているか把握するようにしています。空いた時間には違う仕事も覚えていて、全体で協力しながら仕事を進めています。機械を使って作業をするので、大きいケガをしないように気を付けて作業をする必要があります。ユニフォームは県外からの注文が多いです。だから、これまで実際に自分達が作ったユニフォームを着ている姿を見ることはありませんでした。もしかしたら、皆さんの中には私達が作ったユニフォームを着て、野球の試合に出たり練習を頑張っていたりする子がいるかもしれません。そんなことを考えると、私達も一生懸命作ろうと励みになります。

私は、洋裁専門学校に通っていたので、学校で習ったことが生かせると思いこの仕事を選びました。会社に入って研修期間が3ヵ月あり、その間に機械の使い方の勉強をしました。好きなので長く続けていきたいなと思っています。また、この仕事は団体で仕事をするので、一人ひとりの責任を果たし、チームの皆に迷惑を掛けないように気を付けています。それから、私達の会社には、中国から来ている方もいて、友達になることができます。中国の方と交流することで、日本と中国の文化の違いを知ることが出来、様々な発見がありとても楽しいです。

子どもの頃、外で遊ぶことが好きでしたね。皆とワイワイしていることが楽しくて、よくドッジボールをしていました。家が山の上にあったので、スケボーで坂道を下って遊んだことも・・・危ないですよね(笑)。子どもの頃は色々な遊びを考えて遊んでいました。また、小さい頃から手先が器用で自分の意見がある子どもでした。世界中に行くことが夢でしたね。

皆さんには、自分の好きな事を見つけてやり通して欲しいです。初めから何でもできる人はいません。興味があればどんどん挑戦してください。困っていたらフォローしてくれる仲間がたくさんいますよ。失敗してもやり直すことができます。また、本をたくさん読んで欲しいです。本を読むことで視野が広がり、色々なことに興味を持つことができます。夢を持つきっかけにして欲しいです。皆さん、夢をたくさん持ってくださいね。
取材・原稿作成:西条市産業振興課 加藤
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