
| 生まれ |
1982年 |
| 子供の頃の夢 |
動物飼育員 |
| クラブ活動(中学校) |
サッカー部、アメリカンフットボール部 |
| 働いている地域 |
東京都 |
出身地 |
東京都 |
| 仕事内容 |
授業に参加し理解の手助けをする |
| 自己紹介 |
喜怒哀楽がはっきりしている。休日は、友人と遊んだり、アメフト・草野球チームのコーチをしたりしている。 |

※このページに書いてある内容は取材日(2008年11月13日)時点のものです

授業内容を考え、分かりやすく伝える

私の会社では、音楽家や女優・スポーツ選手など各分野の著名な方々が先生になり、子どもたちに夢を持つことの大切さなどを教える心拓塾

先日は、クリエイティブキッズのプログラムでダンスの1日授業()を行いました。この授業()では、授業()当日の4ヶ月前に先生を担当()する真矢みきさんと会い、主催者()であるNTTドコモという会社の人と一緒()に、先生が子どもたちに伝えたいことは何か、そのためにどんな授業()にすればいいかを3時間程()話し合いました。話し合った内容()を私()が授業()案として文章にまとめ、後日先生と再()び話し合いをして、当日使う音楽や帽子()といったより詳()しいことを決めました。授業()の内容()が決まった後は、今度は私自身()が当日のダンスを先生に教えてもらいました。ダンスだけでなく、お花の生け方など、どんな授業()でも必ず事前に自分で学ぶことにしています。私()は、自分が体験し、その良さを知っているからこそ、授業()で子どもたちに伝えることができるのだと考えています。

準備()が終われば、いよいよ授業()当日。ファシリテーターとしての出番です。授業()が始まる1時間ほど前には教室に入り、授業()案を見直したり、もしも参加者が途中()で泣き出してしまったらどうするか?といった様々()な事態()を想像()して、その時にどんな手助けをするかを考えたりします。授業()が始まったら、先生が伝えたいことが子どもたちにきちんと伝わるように気を配ります。先生の言葉が子どもたちにとって少し難()しかった場合には、易()しい表現()に言い換()えて話したり、話が脇道()にそれてしまった時は授業()案で予定している話に戻()るような発言をしたりもします。また、授業()が分からなくて悩()んでいる子どもがいたらその子の質問()を聞いたり、子どもたちの集中力が切れてしまったら休憩()時間を少し早めに取ったりすることもあるんですよ。

私()は「子どもたちだったらどう感じるか」をいつも考えるようにしています。例えば、子どもたちが会場に入ってくる前には、腰()を低くして教室の中を見渡()しています。立っている時はキレイに見えた教室でも、子どもと同じ背()の高さで見てみると気付くこともあります。またダンスの授業()では、「ダンスを踊()ってください」と言っても、子どもたちは恥()ずかしくてなかなか踊()ることができないかもしれません。「誰()かが最初にやってくれたら自分もやりやすいな」と思っているかもしれませんので、私()が一番に踊()ってみて、「恥()ずかしくても失敗しても大丈夫()だよ」というメッセージを行動で伝えたりもします。子どもたちに何が見えているか、子どもたちはどんな気持ちか、を考えることは大切ですね。

授業()をしていると、子どもたちの表情()が「パッ」っと変わる瞬間()があるんです。例えば、勇気を出して発言してみたら、「自分にもできた!」と自信がついて、本当に嬉()しそうな表情()に変わる瞬間()があったりするのです。今までできなかったことができるようになった時の、子どもたちの表情()を見るのが一番嬉()しいですね。そんな時は、「君にもできるんだよ!」と思わず声をかけてしまいます。子どもたちが大人になった時に僕()の顔や名前を忘()れていたとしても、印象に残っている一時、大人になってからも時々()思い出す一時に関わりたいと思っています。

中学校・高校で2人の恩師()に巡()り合えたことが、教育に関わる仕事をしたいと思うようになったきっかけでした。どちらの先生にもたくさん叱()られましたが、今でも教えて頂()いたことは大切にしています。私()も人に良い影響()を与()えられる教師()になりたい!と思い、大学では教員免許()を取りました。しかし、大学を出た後はあえて教育とは全く関係のない会社に就職()しました。子どもに進路指導()をすることができるようになるために、まずは自分自身で「会社で働く」ということを経験()しよう考えたのです。そうして働いているうちに、早く教育に関わる仕事がしたいという思いが徐々()に強くなっていき、知り合いの方を通じて今の仕事に就()いたのです。

子どもの頃()は、とにかく元気で落ち着きのない子どもでした。授業()参観の日に、教室のカーテンにくるまったり、名前を書いたプレートを頭の上に乗せていたりしたので、お父さんに「恥()ずかしくてもう授業()参観に行きたくない」と言われてしまったくらいでした。また目立ちたがりの性格()だったので、小学校では学級委員、中学校では生徒会委員をしていました。学校が終わると、野球にサッカー、森の中の秘密()基地()建設()。いつも友達と遊んでいました。

困()ったことがあったら、何でも保護者()の方に相談してほしいです。心拓塾()や色々()な場所で出会う親子を見ていると、どの保護者()の方にとっても子どもが一番の宝()だということを感じますし、聞きます。子どものことを大切に思っているからこそ、保護者()の方は子どものことを褒()めたり叱()ったりするのです。自分が小学校6年生の時は「もう親に頼()りたくない」と思い、一人で悩()み事を抱()え込()んだりもしましたが、今から思えばもっと親に相談すれば良かったなぁと思います。保護者()の方は、きっと皆()さんと一緒()に考え、方法はさまざまでも必ず助けてくれます。困()ったことや悩()みがあればお父さんやお母さん・おじいちゃんやおばあちゃん誰()でもいいので話をしてください。
取材・原稿作成:あしたね取材チーム