
| 生まれ |
1977年 |
| 子供の頃の夢 |
運転士(バス)、運転士(トラック)、運転士(電車) |
| クラブ活動(中学校) |
サッカー部 |
| 働いている地域 |
愛媛県 |
出身地 |
愛媛県 |
| 仕事内容 |
髪を切る・美容院を経営する |
| 自己紹介 |
性格はまじめ。旅行が好き。 |

※このページに書いてある内容は取材日(2009年02月20日)時点のものです


美容師の仕事には、カット(髪を切る)、パーマ(髪に癖を付ける)、ヘアカラー(髪を染める)、結婚式のためのセット(髪を整える)やメーク(お化粧をする)などがあります。また、美容師はお客様をお迎えする接客業なので、お客さんが気持ち良く過ごせるように会話をすることも大切な仕事の一つです。お店が開いている間は、お客さんが中心です。お客さんとの会話はすごく大切なので、話のネタにも困ることがないように、雑誌や新聞、ニュースや芸能、お笑いなどの話題をチェックしたり、自分がいろんなお店に出向いて行って新しい情報を集めたりすることも私の仕事なのです。

平日は、毎朝8時25分に出勤します。出勤したら、まずお店の掃除をします。そしてお客さんを迎えるために予約表を見て、予約が入っている方のヘアカラー、カット、パーマのそれぞれ人数分のクロス(服にかける布)や、パーマ剤などの薬品を準備します。パーマならペーパーとロット(髪に癖をつけるための道具)などを揃えておきます。準備ができたら、前日に来てくれたお客さんの情報をパソコンに記録してカルテを作ります。それからお店を開きます。夜8時まで営業して、その後、片付けをして翌日の準備をしてお店を閉めます。

お客さんに髪形などを気に入っていただけないと、きつい苦情がくることもあります。そういうときは、たとえ私以外のお店の人が髪を切ったとしても、お店を開いている店長の責任ですので、気に入っていただけるまで私が直します。他には、定休日が月曜日なので、友達と休みが合わなくて苦労しています。それから、10時間以上の立ち仕事なので、体力を使います。腰の曲げ下げもするし、肩もこります。水や薬品をたくさん使うので手は荒れやすく皮膚は痛みます。肌が弱い人は大変ですよ。最初は華やかで自由そうな仕事だと思っていましたが、仕事をしている時間も長く、見た目と現実のギャップが大きくて嫌になっていた時期もありました。その時は「今やめてしまったら、これからまたつらいことがあったらすぐにやめてしまうだろう」と思って頑張ったのですが、美容師は本当に体力勝負の仕事ですね。

お店に来て、かっこよくなったお客さんが周りの人達から褒められたり、そのお客さんの友達がお店に来てくれて自分やお店の人が褒められたりすると、やっぱり嬉しくて「やっていてよかったな!」と思います。お客さんがお店に来る度、かっこよくなっていく姿を見ているだけで嬉しいと思えるのです。

月に1回か2回のペースで、休日の月曜日にお店のスタッフを集めて技術向上のためのレッスンをしたり、自分自身でも仕事を終えた7時くらいから新しい事を習得するための勉強をしたりしています。美容師は、人と接することを避けられない仕事です。お客さんに信頼してもらえなければいけません。そのためには、日々向上していくことですね。毎日同じ内容のことをしたり、決められた仕事をしたりするのではなく、自分でいろいろ創意・工夫が出来る仕事なので、日々勉強です。流行に敏感になることも大切です。

高校生のころ、おしゃれに興味を持ち始めました。美容師になることを決めたのは、高校2年生の時です。もともとおしゃれをするのが好きだったので、おしゃれをしたままできる仕事がしたいと思っていました。その頃、美容ブームが一気にやってきていました。テレビで美容師のドラマをやっていたり、実際に美容師が出て、モデルさんをカットする番組もやっていたりしました。そして、その番組に出ていた美容師さんは男性がほとんどでした。今まで美容師は女性の職業というイメージがありましたが、その番組を見て、「男の人でも美容師になれるんだ!!」と思いました。「カリスマ美容師」という言葉が流行りだしたのもこの頃ですね。それから、高校を卒業して美容専門学校へ行きました。その後、お店に入り1年間修行して、国家試験を受けて資格を取りました。

子どもの頃は、ゲームもしていましたが、缶けりやサッカーをして外で友達とよく遊んでいました。小さい頃はバスやトラックや電車などの乗り物の運転手になりたかったです。でも、もう少し大きくなってからは、父親が建設業の仕事をしていたので、同じ仕事がしたいなと思っていました。母親から父親の仕事の話を聞いたり、現場の写真を見せられたりしていて、父親の仕事にあこがれていました。

最近は、人とのコミュニケーションを取る手段がない子どもたちが多いと思います。閉じこもってしまって、情報を収集したり発信したりする手段は、携帯やパソコンになってきているように思います。そうではなく、じかにいろんな人と触れ合って、自分が話をしたり相手の話を聞いたりした方が将来自分達のためになるのではないかと思います。そして・・・みなさん、美容の仕事は楽しいですよ!!
取材・原稿作成:西条市産業振興課 丹