プロフィール
| 子供の頃の夢 |
ケーキ屋さん、優しいお母さん |
| クラブ活動(中学校) |
吹奏楽部、モダンバレエ |
| 働いている地域 |
神奈川県 |
出身地 |
神奈川県 |
| 仕事内容 |
ダンスを踊る、教える・振付する |
| 自己紹介 |
積極的で、前向きな性格。常に目標をかかげ、モチベーションが高い。休日は、愛猫との会話、家族との団欒、集中掃除(一気に掃除をする)、ダイエットと健康管理、インターネットなどをして過ごす。マイブームは気功・操体法を取り入れたヒーリング、国際ボランテイア、英語とベトナム語。 |
※このページに書いてある内容は取材日(2010年03月04日)時点のものです
仕事人記事
身体を使って表現し、見ている人に伝える仕事

皆さん、ダンサーというとどんな人を想像しますか?バレエ、ヒップホップ、日本舞踊、フラダンス、ミュージカル、ミュージシャンのバックダンサー・・・ダンスのジャンルはさまざまですが、簡単に言うと、ステージでその時のテーマを自分の身体を使って表現し、見ている人に伝える。これがダンサーの仕事です。私は、ダンサーの仕事をしつつ、私が運営しているダンススクールでダンスを教える仕事、ダンスの振り付けを考える振付師の仕事、ステージの企画を考えるプロデューサーの仕事をしています。また、私のダンススクールでは、ダンスに夢中になるだけではなく勉強にも取り組んで欲しい、という思いから学習塾も運営しています。

私のダンススクールでは、13名の先生と一緒に、3歳から71歳までの約70名の生徒さんに対して、ヒップホップ、バレエ、フラ、ジャズダンスなど、さまざまなダンスのレッスンを行っています。朝は10:30からダンスの先生としての仕事、お昼から15時くらいまではダンサーとしての仕事をしています。ダンサーとしての仕事は、平日には、ボランティアで福祉関連の施設などで踊ることも多いです。夕方からは学習塾の仕事、そして夜まで再びダンスの先生としての仕事。平日のスケジュールはだいたいこんな感じです。ダンスの練習や、振付を考える仕事、ステージの企画を考える仕事はこれらの仕事の合間にやるのですが、日中はほとんど時間がないので、早朝や夜のレッスンを終えた後に行います。部活の朝練・夜練みたいですね。週末はほとんどダンサーの仕事でステージの上。大劇場で、市民ホールで、公民館で、福祉施設で、お店のステージで、時には路上で。さまざまな場所で踊っています。CSテレビやCM、それからテーマパークのイベントに出演することもあるんですよ。
プロのダンサーと、"ダンスを踊る人"の違い

身体を動かして何かを表現することが"ダンス"とするなら、たとえば運動会のフォークダンスやお祭りの盆踊りで、皆さんもきっと一度は踊った経験がありますよね。では、プロのダンサーと"ダンスを踊る人"の違いって、どこなのでしょう。私は「自分の踊りで見ている人に感動を与えられるかどうか」の違いだと思っています。踊ることって、最初は、踊ると気持ちがいいとか、カッコいいとか、憧れているアーティストの真似をしてみたいとか・・・つまり"自分のため"に踊り始めるのが最初だと思うんです。でも、自分のためだけに踊っているだけではプロではありません。お金を払ってでも「感動した!また見たい。」と思っていただけるダンスができること。これがプロのダンサーの仕事だと思います。
人に感動を与えられるように踊るためには、心身共にバランスがよい状態でいなければなりません。怪我や病気は天敵、心身の調子が悪いといい動きができません。それから、今の自分に満足せず、新しいことを見つけてどんどん取り入れていく姿勢。自分はこういう人だ、とか、これしかできない、って決め付けるのではなく、自分にできることを広げていくために、新しいことを取り入れていく姿勢が大事だと思います。プロのダンサーは自分の表現の幅を広げるために、常に勉強しているんですよ。海外と比べた場合、日本はまだまだダンスを専門的に学べる環境が整っていませんし、ダンスを仕事として収入を得ていくことも難しいですから大変です。だからその分、ものすごく努力しなくてはなりません。私の場合、4歳で始めたモダンダンスがスタートですが、その後、バレエや日本舞踊も学びましたし、ニューヨークと日本を行ったり来たりしながらジャズダンスも学びました。専門の学校に通い、ダンスを教えるための教授法(ダンスの先生になるための技術)も学びました。今でも、海外のダンサーと仕事をするなかで、海外の民族舞踊に触れて、自分の踊りに取り入れたりしているんですよ。

ダンサーの仕事は果てしない挑戦です。どこまで追いかけても先が見えなくて、でもそれだからやりがいもあり、楽しいのかもしれません。その結果として、私の踊りを見て「元気になった!」と感動で涙を流している人を見たりすると、本当にうれしい。ダンスをやり続けられていることに感謝します。また、ダンスは、言葉や生活習慣が違う人でも、目で見れば理解することができる芸術。これからは、そんなダンスの特徴を活かして、海外の人々にも感動を届けていきたいと思っています。

4歳の時に近所のダンス教室に入ってダンスを始めてから、大学を卒業するまで、浪人時代の1年間を除いてずっとダンスをしていました。高校は川崎の県立高校でしたが、その頃ダンスをやる部活動なんてなかったから、仲間と一緒に部活を立ち上げたりとかして。ただ、なかなかうまくなかったんですけどね。でも、大学を卒業した後は一度ダンスを辞めて、国家公務員になりました。その頃はダンサーの仕事で安定した収入を得ていくのは難しくて、親にも心配をかけてしまう、という思いも強かったからです。でも、どうしてもダンスが忘れられなくて。結局、公務員を1年で辞め、ちょうど見つけたアメリカへのダンス留学に行ってしまいました。その後10年間はニューヨークと日本を行ったり来たりしながらダンサーの仕事を続け、現在にいたります。ダンスが好きという思いだけで、がむしゃらにやってきたって感じです。

何か興味があること、好きなことを見つけたらまずはチャレンジしてみて欲しい。そう思います。一生懸命やれば結果が出るんですよ。私だって、ダンスは決してうまくはなかったけど、好きだという思いだけでがむしゃらに続けてきた結果、現在はプロのダンサーとして仕事ができるようになりました。やる前から自分にはできないとか、向いていないなんて思ってチャレンジしないのは、つまらないことです。どうか、自分を信じてあきらめずにチャレンジしてみてください。
取材・原稿作成:横浜銀行、あしたね取材チーム
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