プロフィール
| 生まれ |
1976年 |
| 子供の頃の夢 |
髪を切る人 |
| クラブ活動(中学校) |
野球部 |
| 働いている地域 |
愛媛県 |
出身地 |
愛媛県 |
| 仕事内容 |
お客さんの希望を聞いて、髪を切る |
| 自己紹介 |
小さい頃から外で遊ぶ事が大好きです。休日は気分転換に趣味のバイクで走り回ってます。 |
※このページに書いてある内容は取材日(2009年07月30日)時点のものです
仕事人記事

理容師は、お客さんの希望を聞いて髪をカットする仕事です。カラーリング(髪を染める)をしたり、パーマをかけたりもします。お店が理容室なので男性のお客さんが多いです。理容室と美容院では、仕事をするために必要な免許が違います。赤・白・青の3色の縞模様がクルクル回転する細長いサインポールは理容室にしか看板として置けません。美容院と仕事の内容はほとんど変わりませんが、理容室では男性のお客さんの場合、顔のひげをそります。美容院ではいくら男性のお客さんが来てもひげはそりません。人気のある俳優さんの髪型などは、テレビや雑誌でいつもチェックするようにしています。お客さんがそうした髪型などを希望することが多いので、流行には敏感でいるように心がけています。スタッフと二人で仕事をしていて、地元の西条祭りが始まる前の1ヶ月間は1年で一番忙しいです。休みは月曜と第1、第3日曜です。

朝8時30分から掃除などの開店準備をして、9時から営業しています。お客さんの予約状況を確認しながら、1日の仕事をしていきます。お客さんがお店に来られたら、カットを希望するお客さんの場合、希望通りにカットしていって、最後にお客さんに見てもらい、微調整をするという流れで仕事をします。カタログを見て希望されるお客さんも多くいますが、カタログに書いている数字の長さに切っても、人によって頭の形や大きさが違うのでその人に合わせて切るようにしています。予約がない場合は、スタッフの練習をしたり、掃除をしたりします。男の人は、待つのがあまり好きではないので、電話予約をして来られる方が多いです。お店としても時間の計画を立てやすいので助かります。19時閉店ですので、最後にも掃除をします。タオルを洗ったり、使った器材の手入れをしたり、シャンプー台を洗ったりします。私は、短い髪を切ることが多いのでショートの髪型が得意です。時間はカットだけだと20分くらいですが、顔をそったりシャンプーをしたりするので、一人50分くらいかかります。
髪質や髪の量にあった髪型

1歳くらいの子どもさんが来られた時は、大人よりも大変です。その時はお母さんに抱っこしてもらったまま切っています。「家で切ったんだけど、失敗したので切ってください。」「手に負えない。」と来られるお母さんもいます。小さい子どもさんは、じっとしていないので鏡の隣においているテレビでアニメを流して気を引いたり、がんばったらアメをあげるねと言ったりして、なるべく動かないように工夫しています。お客さんの要望で「こういう髪型にしてください」と言われても、髪質や髪の量でできないときもあります。「まったく同じ髪型にはなりませんが、同じような感じにできるだけ近づけるようにします」ときちんと話します。手が空いているときには、こまめに掃除や片づけをしてお客さんが気持ちよく入って来られるようにいつも清潔にしています。

セットが終わって「良かったよ」とお客さんに喜んでもらえる瞬間がうれしいですね。周辺には70件から80件の理容室・美容院があるので、その中から私のお店を選んでくれて、その方が何回も繰り返し来てくれると、とてもやりがいを感じます。髪の伸び方は個人差があるので、考えて切らないとボサボサになったり、長くなるとクセが出てきたりします。常連さんだと、そこにも慣れてくるので、相手の希望にも沿いやすくなります。店の内装はほとんど自分で考えました。インテリアの仕事をしている人の意見も聞いて清潔感が出るようにしています。店内が広かったのでバイクを置いたんですが、バイクが好きなお客さんもいて興味を示してくれます。

来て頂いた方の要望に対応することを常に心がけています。仕上がりに納得してもらわないと次は来てくれないので、よく相手の要望を聞いて納得してもらえる髪型を作っていきます。元々話すことは苦手でしたが、この仕事について、色々な方とお話をしていると段々楽しくなってきました。私が知らない話題もたくさんあって、お客さんに教えてもらっています。新しいことを知ることは本当に楽しいですね。西条に転勤で来られている方から、全然知らない西条のお勧めの場所を教えてもらって行ってみるととても良かったこともありました。他の地域のイベントのことを聞けることもこの職業ならではの魅力です。常に色々な所から情報を取り入れるようにしています。

私が通っていた中学校は当時男の子全員が坊主でした。私が弟の髪をバリカンで刈って、それがとても面白かったんですね。坊主頭でも友達と一緒に長さを変えたりしてオシャレを楽しんでいました。高校生の時から理容室でアルバイトをしていました。そのお陰で23歳で自分のお店を持てたんだと思います。若かったから思い切りが良かったですね。理容師になるためには、理容専門学校に行って、お店で実習をして、国家試験を受けて合格しないといけません。通信教育でも勉強できますよ。

小さい時は大人しい子どもでしたが、小学生になってからは学校が終わった後、みんなでサッカーや野球など運動をしていました。地元のスポーツ少年団に入っていたので、土日はソフトボールばかりしていました。中学生の時は野球部で、高校では髪が伸ばせる部活に入ろうと思い、別の部活に入りました。今も運動をしたいと思っているんですが、仕事の休みが周りの友人たちとなかなか合わないので、野球などができないことが残念です。

小学生の時は一生懸命友達と遊んで欲しいです。中学生くらいからは、自分が好きなことを見つけることが大切だと思いますよ。こんなことに興味があるということをいくつも書き残しておくと、将来進路を選ぶときに役に立ちます。やりたいことや好きなことをたくさん見つけて欲しいですね。どんな仕事も良いところもあるし、つらいこともあります。好きなことを仕事にできるのは本当に幸せなことです。
取材・原稿作成:西条市産業振興課 加藤
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