プロフィール
| 生まれ |
1982年 |
| 子供の頃の夢 |
美容師、トリマー |
| クラブ活動(中学校) |
テニス部 |
| 働いている地域 |
神奈川県 |
出身地 |
神奈川県 |
| 仕事内容 |
銀行の窓口でお客さまに応対する |
| 自己紹介 |
マイペースな性格。好きなことにはとことんはまる。犬好き。ストレス発散は、ドライブとお風呂屋さんにいくこと。 |
※このページに書いてある内容は取材日(2009年04月15日)時点のものです
仕事人記事
お客さまに合ったお金の活用方法をご提案する仕事

私たちの銀行にはハイカウンターとローカウンターという2種類の受付窓口があります。私はローカウンターと呼ばれる受付窓口で、新しく銀行口座を作ったり、お客さまに合ったお金の活用方法を提案したりする仕事をしています。すぐに使う予定がないお金は家に置くよりも銀行に預けた方が安全でお得なのですが、預金にもさまざまな種類がありますし、預金以外にも投資信託という商品などに投資することもできます。私はお客さまから、どれくらいの期間預けることができるか、減る可能性があってもお金がたくさん増える可能性のあるほうがよいか、などをお伺いして、その上でお客さま一人ひとりに合ったお金の活用方法をお勧めしています。また、お金の話は生活に関わる大切な問題ですので、自分の人生に置き換えてみるなど、相手の立場に立って考えるように心掛けています。何度も窓口に来られるお客さまとは顔見知りになって、少し世間話をしたりすることもあるんですよ。

私が働いている銀行の支店の窓口は9時から15時まで開いていますが、私たちはそれ以外の時間にも仕事をしています。朝は8時45分から支店で働く人が集まって朝礼をおこないます。お客さまへの挨拶の仕方やお金の取り扱い方など、仕事をするうえで基本的なことや大切なこと、その日に特に知っておくべきことなどを全員で確認するんですよ。9時に開店するとローカウンターの窓口でお客さまに応対します。ハイカウンターと呼ばれる受付窓口は、銀行口座からのお金の引き出しや、税金のお支払いなどを受け付けているのですが、この窓口が混雑している時には、私もそれらの仕事を担当することがあります。1日で20人くらい、多い日には40人ほどのお客さまとお話しています。15時に窓口が閉まると、その日にお客さまからお預かりしたお金とお渡したお金の記録を合計して、手元にあるお金と等しいかを確認します。その後、1時間程度、20人ほどのお客さまに電話をかけて、さまざまなご案内をしたり、ご相談を受けたりして1日の仕事が終わります。

お客さまの大切なお金を扱う仕事なので、どのような手続きでも必要な書類や確認する項目、それらの順番など、手順が一つひとつ細かく決まっています。例えばローカウンターの仕事で一番多い「新しく銀行口座を作る」仕事では、まずお客さまから申込用紙を受け取って、運転免許証や保険証などでお客さまご本人であることを確認します。次に受け取った書類を見ながら、名前や生年月日、電話番号などを機械に入力します。すると30秒ほどで機械から預金通帳が印刷されて出てくるので、書類と一緒に、窓口の後ろの席にいる上司に私の手続きが間違っていないことを確認してもらい、預金通帳をお客さまにお渡しします。新しい口座を作る仕事だけでこれだけの手順があり、窓口で扱う仕事の種類は何百種類もあるので、銀行で働き始めたばかりの頃は一つひとつの仕事を覚えるのが大変でした。

銀行の普通預金や定期預金の口座にお金を預けているよりも、投資信託などに投資した方がよりお金を増やせる場合があります。このことをご案内するために、15時に窓口が閉まってから、普通預金に長い間たくさんお金を預けてくださっているお客さまや、もうすぐ定期預金が満期になるお客さまなどに電話をしています。電話では詳しい説明をすることは難しいので、支店にお越し頂いて直接お話したいのですが、お客さまは仕事などで忙しいのでなかなか実現しません。それでも諦めず、しばらく期間を空けてから電話をしたり、ご案内のお手紙を出したりしています。こうやって毎日がんばっているので、お客さまが「先日電話をもらったので」と、私宛てに訪ねてきてくださった時はとても嬉しいですし、私が窓口でご提案したお金の活用方法をお客さまに喜んで頂けた時には、さらに嬉しい気持ちになります。

お客さまは大切な時間を割いてご来店いただいているので、銀行に来てくださっている時間を大切にして、また、気持ち良く用事を済ませてお帰りいただけるように心掛けています。例えば、お客さまに依頼された手続きができるだけ早く終わるように素早く行動したり、どうしても時間がかかる手続きの場合には、先に時間がかかることをお客さまにお伝えしたりしています。手続きの途中で予定以上に時間がかかることが分かった時には、席でお待ちになっているお客さまに「まだお時間はございますか」とお声掛けすることもあります。そして、手続きが終わった時には、心をこめて「お待たせして申し訳ありませんでした」とお伝えしています。また、いろいろな商品をご案内したり、より上手にお話したりできるようになるために、資格試験などがありますので、週末には法律や新しい投資商品、話し方などの勉強もしているんですよ。

大学生の時にコーヒーショップやおもちゃ屋さんでアルバイトをしていて、私はお客さまと接する仕事が好きなんだと感じるようになりました。ですから、就職活動をする時には、書類を作ったりコンピューターに向かったりするだけではなく、毎日お客さまに会うことができる仕事を探しました。両親が銀行員なので、銀行の仕事が自分の好きな仕事に近いことがよく分かりましたし、銀行の窓口の仕事は、ある時期は仕事が多いけれど別の時期は少ないというようなことがあまりなく、休みの日の予定を前もって計画することができる点も良いと思ったので、採用試験を受けて銀行に入社しました。

小さい頃は人前に出ることが苦手でとても人見知りだったので、いつも仲の良い友達とばかり一緒に遊んでいました。家の裏山に登って探検をしたり、隠れ家を作ったり、他にも一輪車が流行していたので、私も一輪車で遊んでいたのを覚えています。小学校の頃からスポーツをすることは好きで、中学校と高校ではテニス部に入っていました。

「無理だろう」と決めつけず、興味があることには何でもチャレンジすると良いと思います。私は大学一年生の時に英会話の学校にも通っていたのですが、そこで「知らない外国の人の家に2週間泊まりに行く」ホームステイの募集がありました。人前に出るのが苦手な性格だったので参加するかどうかとても悩んだのですが、「ダメでもともと。たった2週間!」と考えて思い切って申し込んでみたのです。そうしたら、意外にも外国の人とも仲良くなることができ、自信を付けることができました。無理そうだなと思っても、挑戦してみることで意外な自分に気付いたり、自信を付けたりすることができると思いますよ。
取材・原稿作成:あしたね取材チーム
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