プロフィール
| 生まれ |
1943年 |
| 子供の頃の夢 |
美容師 |
| クラブ活動(中学校) |
ソフトボール部 |
| 働いている地域 |
東京都 |
出身地 |
宮城県 |
| 仕事内容 |
お店を清掃する |
| 自己紹介 |
趣味:手芸(しゅげい) |
※このページに書いてある内容は取材日(2006年04月18日)時点のものです
仕事人記事

お母さんのおつかいで、みなさんがスーパーマーケットへ買い物に行ったとします。食品売場へ入った時にもしも、通路や商品の棚が汚れていたらどう感じますか?なんだか不衛生で、そのお店では何も買いたくないって思いますよね。私たちの仕事はお客さまに気持ちよく買い物をしていただくために、常にお店の中を清潔に保っていられるように、しっかりとそうじをすることなんです。

私が働いているスーパーマーケットは一日に平均5,000人ぐらいのお客さまが来店します。朝から夜まで営業した店内はとても汚れているんです。ホコリはお客さまにくっつくようにして店内へ入って来ます。雨の日などはスニーカーの裏に付いた土がいっぱい落ちていることもあるんです。そんな汚れを放っておくと落ちなくなりますから、毎日、開店前にそうじを行います。そうじ道具はモップ、ほうき、タオル、それから通路の水洗いをする特別な機械を使っています。洗剤は家庭用の洗剤とはちがい、汚れを落とすチカラがとても強い原液の洗剤をうすめながら使っています。一ヶ月に一回か二回くらいは専門的な機械で汚れを落としてワックスをかけています。
とくに汚(よご)れやすいのはどこだかわかりますか?

スーパーマーケットの中ではいろいろな商品を売っています。その売場ごとに汚れ方にも違いがあるんですよ。衣料品売場なら、小さなホコリが集まってできた綿のようなホコリや紙ゴミが多く落ちます。食品売場なら、油汚れや水汚れ、それから試食の食べこぼしなどなど、とくに、魚の売場とかコロッケや鳥のからあげなどが並んでいる揚げ物売場とかがすごく汚れるんですよ。あとはレジを出た所にあるごみ箱。ここはゴミがあっという間に増えてしまうんです。だから一日に4、5回くらいはゴミ袋の交換をするんです。

店内はとても広いので、リーダーと副リーダーが中心となってそうじする場所を分担します。そうじが終わったあとは「何かありましたか?忘れた物はないですか」という確認を取り、問題がなければ「お疲れさまでした」ということで一日の仕事が終わりますが、雨の日は入口にある傘入れの袋を集める仕事もあるので忙しくなります。
毎朝おこなわれる朝礼では「あいさつ」の練習をします。お客さまへのあいさつはとても大切なんです。それから、私たちは清掃を中心に働いていますが、時にはお客さまに「探している商品の売り場はどこにあるか」という質問をされることがあります。そういう時には自分が分かる範囲であれば自分が案内したり、わからなければ担当者を呼びにいったりもするんです。お年寄りのお客さまが多いので、ていねいな対応はとても喜ばれます。
子どもの頃(ころ)からそうじが好きだったんですよ!

昔の家には大きな木の柱や板の間と呼ばれる部屋がありました。私が子どもの頃、おばあちゃんに教えてもらったのは「木はぞうきんがけをしたぶんだけツヤが出る」ということでした。だから廊下などのふきそうじをよくやっていました。ツヤのある木はとても美しいものです。そうじをすることで部屋もきれいになるし柱や廊下はピカピカになるのがうれしかったんですね。きれいな部屋は気持ちがいいものです。みなさんも、ちゃんとそうじをしましょうね。

そうじの仕事を始めてから半年くらいは大変でした。モップを持つにもよけいなチカラが入ってしまい、上手に汚れを落とすことができなかったんです。モップの使い方によっては落ちる汚れも落ちないんですよ!やはりモップがけにもコツがあるんですね。どんな仕事でもそうだと思いますが、慣れるまでが大変ですね。でも、コツをつかみ慣れてしまえばあとは楽になります。だからみなさんも「できない」ってすぐにあきらめないでくださいね。
取材・原稿作成:足利(インターンスタッフ)
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