プロフィール
| 生まれ |
1960年 |
| 子供の頃の夢 |
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| クラブ活動(中学校) |
軟式テニス部 |
| 働いている地域 |
東京都 |
出身地 |
東京都 |
| 仕事内容 |
スーパーを運営する |
| 自己紹介 |
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※このページに書いてある内容は取材日(2006年06月29日)時点のものです
仕事人記事

お店の人がニコニコと楽しそうなスーパーマーケットと、なんだかやる気がなくてつまらなそうなスーパーマーケット。みなさんは、どちらのお店へ行きたいと思いますか? 毎日、口にするような食べ物を主に売っているのがスーパーですから、みなさんの中には、週に何度も行くという人もいるでしょう。であれば、やはり店員がニコニコと笑顔で、明るい雰囲気 のお店に行きたくなるのではないでしょうか?

スーパーの店長である私 の仕事は、店で働いている人々 が楽しく仕事ができるようにすることだと思っています。店の人が楽しく働ければ、たくさんのお客さんがたくさん買い物をしてくれるようになるのです。とはいっても、それは簡単 なことではありません。なぜかといえば、スーパーには多くの人が働いているからです。私 が店長をしているサミットというスーパーの三鷹 市役所前店には、217人の人が働いています。全員が毎日、お店に出ているのではありませんが、それでも1日に100人もの人が働いているのです。中にはお客さんに苦情 を言われて、しょんぼりとしている人もいるだろうし、「売れる!」と思った商品がなかなか売れなくて、つらい思いをしている人もいる。もしかしたら、仕事そのものにやる気を感じられない人もいるかもしれないのです。
大切にしているのは、店員のみんなとたくさん話をすること

そんな217人の店員に「さあ、今日もがんばろう!」と笑顔で働いてもらうためにはどうしたらいいのでしょうか?私 の答えは、店員のみんなといっぱい話をするということ。何かつらいことやイヤなことがあったなら、話をとことん聞いてあげる。そして、売り場でがんばっている店員には「よくやったね!」「順調に売れているね!」と声をかけ、気分を盛り上 げていきます。そして、目標どおりに売れたときには、一緒 になって喜ぶのです。

ほかにも店長としての仕事はたくさんあります。ひとつは、どれだけ売れたのかお金をチェックすることや、そのお金を無くさないように保管 すること。それから、お店全体を見渡 して、悪くなっている商品はないか、売り場はきれいかと気を配ること。店長だからといって、どんと座 っていればいいというものではないんですよ。ある店の店長が万歩計をつけてみたところ、一日で4万歩にもなったとか。店内をすみからすみまで歩き回り、店員やお客さん、1万種類以上ある商品すべてに気を配り、店員もお客さんも気持ちのいいスーパーにするのです。
人を相手にした仕事の面白さに目覚めたのは、大学生のとき

子どものころは、友だちと外で遊ぶのが好きで、野球選手になりたいと思っていました。どちらかといえば、目立たないタイプだったように思います。そんな私 が、スーパーで働くことを選んだのは、大学生のころにコンビニエンスストアでアルバイトをしたことがきっかけでした。アルバイトを続けていくうちに、顔なじみのお客さんもでき、人を相手に商売をすることの面白さを知ったのです。だから今でも、なじみのお客さんに「いつも大変ね」などと声をかけてもらえるのが、とてもうれしいですね。

スーパーで働くようになって、店長になるまでには、たくさんの失敗も経験 してきました。でも、失敗することは悪いことではないのです。なぜなら、そこから次にどうすればよいのかを学ぶことができるから。例えば、駅弁 フェアでいろいろな種類の駅弁 を600個 売ったとします。でも、そのうちの何割 かを値引 きをして売ったのだとしたら……それは、成功とはいえません。でも、その失敗の内容 をよく見ていくと、あることが分かってくるのです。例えば、何種類もある駅弁 のうち、ある種類のものは早い段階 で売り切れているかもしれない。そうであれば、次回の駅弁 フェアでは、人気のあった駅弁 を多く売るようにして、値引 きをしなくちゃならなかったものは、数を少なくする。そうすることで、次は、値引 きをせずに、すべてを売り切ることができるようになるのです。

そんな経験 をいろいろと積んできたからこそ、今、おそうざい担当 や魚担当 として売り場に立っている人たちに、店長として「どうすればもっと売れるか」というアドバイスができるようになりました。だから、みなさんも失敗をおそれないでほしい。ゲームは失敗したらリセットができます。でも、リセットするということは、そこで考えるのをやめてしまうことでもあるのです。現実 の世界で何かにつまづいたときは、すぐにリセットをしようとせずに、もう少し「なぜそうなったのか」「この失敗はどう次に生かせるか」を考えてみてほしいですね。それはきっと、いい経験 になると思いますよ。
取材・原稿作成:あしたねスタッフ
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