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吉川 愛歩
しょうせつか
小説家
よしかわ あゆみ
吉川 愛歩

プロフィール

生まれ 1979年
子供の頃の夢 教育テレビのお姉さん 
クラブ活動(中学校) 演劇部 
働いている地域 東京都 出身地 東京都
仕事内容 小説を書く
自己紹介 長所 : がんこ・好奇心旺盛。短所 : 人みしり・掃除が大嫌い。趣味 : パンを焼くこと・犬と遊ぶこと・読書。大切だと思うこと : 苦手なことも一度やってみる。年上の人の話はだいたい正しいので、よく聞く。健康でいること。 

※このページに書いてある内容は取材日(2006年09月22日)時点のものです

仕事人記事

家族や恋(こい)のお話を書いています

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みなさんも、国語や道徳どうとく の教科書で「小説」を読んだことがあると思います。わたし のお仕事は、そういう物語を考えて書くことです。主に、家族のお話やこい のお話を書いています。
書いた物語は、本にして本屋さんで売ってもらったり、雑誌ざっし にのせてもらったり、それから携帯けいたい 電話で読む、短い小説を書くこともあります。。

 

夜になったら書く

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「こんなお話を書きたいな」と思いたったら、まずパソコンに向かって、何ページかだけ書いてみます。そうして書いたものを読み返し、「物語にでてくる登場人物や、その人たちが住む町、物語の終わりをどんなふうにしようか?」と考えます。
知らないことや分からないことは、昼間のうちに図書館で調べたり、色々いろいろ な人にお話を聞いたりして、夜になってから小説を書きます。夜は、みんなねむ っていて静かなので、集中することができます。

 

小説の世界を作り上げる

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小説は空想のお話ですが、読んだ人が本当にあったお話として感動できるように、注意して書きます。そのために、たとえば登場人物の髪型かみがた や顔の絵を いたり、登場する家の中や町の地図を いたりもします。これは、自分があとで間違まちが えないようにするためでもあります。
そして、小説の主人公になったつもりで小説を書きます。すごく悲しい場面の時は、わたし もぼろぼろ泣きながら書いているんですよ。

 

多くの人が関わって1冊(さつ)の本ができる

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小説は、書いただけでは本になりません。本になってお店になら ぶまでには、とってもたくさんやることがあるんですよ。
出版社しゅっぱんしゃ の人に読んでもらって、本にすると決まったら、はじめにわたし の書いた小説を、デザイナーさんが本のとおりにデザインします。強調したいところを太字にしてもらったり、むずか しい漢字にふりがなをふってもらったりするのです。
次に、その小説を何人もの人に読んでもらいます。漢字の間違まちが いや、おかしなところがないかをチェックしてくれるのです。たとえば、秋のお話なのに、セミが鳴いていたらちょっと変ですよね。そういうことを細かく見てくれて、わたし はその人たちに言われたところを直します。「それから、小説のタイトルを決めたり、本の表紙をどんなふうにするか考えたり……。本当にたくさんの人が関わって、1さつ の本ができているんですよ。

 

小説を書き上げた瞬間(しゅんかん)は…

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小説を書きあげた時は、「やったー!」と、さけ びたくなるほどうれ しいです!長い小説だと、書き終わるまで半年くらいはかかるので、何度もあきらめそうになります。なかには5年や6年かけて、一冊いっさつ の本を書く人もいるんですよ。
そうして書いた小説を、たくさんの人に読んでもらえることもうれ しいのですが、最後までやりとげられたんだ、という瞬間しゅんかん も、すごく同じくらいうれ しいです。

 

6回も引越(ひっこ)し!

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子どものころ は小学生の時に2回、中学生の時に4回も転校しました。いつも友達ができて学校が楽しくなってきたら引越ひっこ し! という感じだったので、クラスの子にめずら しがられたり、いじめられたりもしました。でも、今思うと、それもいい経験けいけん だったと思います。たくさんの場所を知ったし、たくさんの人と出会えたから。
放課後や休みの日は、自転車でいろんなところに遊びに行ったり、どろ 遊びをしたり、ほとんど外で遊んでいました。小説家というと、本ばっかり読んでいるイメージがあるかもしれないけれど、全然そんなことないんですよ。
いろんなところへ行って、いろんなものを見て、いろんなものを食べて。そういうたくさんの経験けいけん が、大人になってからすごく役に立ちました。みなさんも「ちょっと苦手だな」と思うことも、一度やってみましょう。

 

仕事で小説を書くとは思ってなかった

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初めて小説を書いたのは、小学5年生の時です。そのときはやっていた小説をまねして書きました。中学生になってからも、本を読んではまねをして、小説を書いていました。
でも、その時はまだ、小説を書く仕事をしようなんて全然思っていなかったんです。大人になってから、作家の人と話をして「物語を書くお仕事って楽しそう!」と思い、小説をコンクールに応募おうぼ したり、出版社しゅっぱんしゃ の人に読んでもらったりするようになりました。

 

子どものうちに色々(いろいろ)やってみよう!

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とにかくたくさん遊ぼう! そして勉強もしよう!
「勉強はつまらない」と、思っていますか?わたし は、子どものころ勉強が大きら いで、宿題をやらなかったり、授業じゅぎょう 中にぼけっとしていたりしました。
だから、大人になってから大変でした。子どものころにちゃんと勉強しなかったせいで、今、勉強しなくてはならないからです。
大人になってからの勉強は、教えてくれる先生もいないし、教科書もないし、本当に大変です。わたし みたいに「子どものころにやっておけばよかった!」と思わないよう、今できることはやっておきましょう。
ところで、勉強も大切ですが、それと同じくらい遊ぶことも大切です。「こういうことをしてみたいな」と思ったら、家族に話して、まずは行動してみましょう。たとえば、いつもは話さない人とおしゃべりしてみたり、普段ふだん は行かない場所に行ったりすることだけでも、なにかすてきなものが見つかるかもしれませんよ。

 

取材・原稿作成:倉田・熊谷(インターンスタッフ)

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