プロフィール
| 生まれ |
1977年 |
| 子供の頃の夢 |
キャビンアテンダント |
| クラブ活動(中学校) |
吹奏楽部 |
| 働いている地域 |
東京都 |
出身地 |
東京都 |
| 仕事内容 |
結婚式を企画して形にする |
| 自己紹介 |
明るく楽天的、好奇心旺盛、気は強い、趣味はフラダンス、レストラン開拓、映画 |
※このページに書いてある内容は取材日(2006年04月19日)時点のものです
仕事人記事
お嫁さんたちとホテルとの「出会い」をつくります。
ホテルで食事をしたり、雑誌で写真を見たりして、「ここで結婚式をあげたい」と思ったら、お嫁さんやお婿さんは、そのホテルに、相談や見学に来ます。その時、ご質問にお答えしたり、見学のお手伝いをしたりするのが、ウェディング・コーディネーター。つまり、お嫁さんやお婿さんが、はじめて話す「ホテルの人」です。だから、ホテル代表として、お嫁さんやお婿さんに、大好きになってもらうことが、とても大切な仕事です。
ホテルって、結婚式もできるんです。

大きなホテルの中には、泊まるための部屋以外に、結婚式にも使えるいろいろな部屋が用意されています。何百人もの人が、一度に集まってパーティーできる大きな部屋。牧師さんをよんで、外国の教会みたいな結婚式があげられる「チャペル」という部屋。世界中のお料理を食べられる大きなレストラン。ホテルに行ったことのあるみなさんは、結婚式に出席するために集まった、きれいなドレスを着た女の人や、パリッとしたスーツを着た男の人たちを見たことがあるかもしれませんね。
「世界でたった1つの結婚式」をつくります。

結婚式の日まで、お嫁さんやお婿さんと何度も話し合いながら準備を進めていくのもウェディング・コーディネーターの仕事。招待状は?テーブルに飾るお花は?お料理は?お嫁さんのドレスや髪型は?会場に流す音楽は?・・・1つ1つゼロから考えます。結婚式までは、たいてい4ヶ月から半年くらいあるのですが、忙しくて、あっという間に感じます。
どんなプロポーズだったのか、聞けるような仲になることが大切。

「世界でたった1つの結婚式」を作り上げるためには、お嫁さんやお婿さんと仲良くなって、何でも打ち明けてもらえるような関係を作ることが大切です。そのためには、まずはおふたりの性格を知ること。私はまず、おふたりの出会いや、思い出に残っているデートや旅行、趣味などを聞くことからはじめます。おふたりのことをいろいろお聞きすることで、だんだんとどんな方たちなのか知ることができますし、おふたりも私に心を開いてくれるようになるんです。おふたりにとって一番大切な思い出のプロポーズについても、打ち明けてもいいな、と思ってもらえるような関係になれるように、いつも心がけています。

私の場合、ホテルで働き始めても、すぐにウェディング・コーディネーターの仕事を任せてもらえたわけではありませんでした。結婚式はとても大切なイベントですから、私が働き始めたホテルでは、いろいろな経験を積んでからでないとウェディング・コーディネーターの仕事はできなかったのです。私の場合、結婚式当日の会場で準備をしたり、結婚式に参加される方々のサポートをする仕事からのスタート。つらいと思うこともありましたが、「いつかきっと、大好きなホテルで、お嫁さんたちを世界一幸せな笑顔にしてみせる!」という夢があったので、がんばれました。
「ありがとう」のお手紙は、宝物です。

結婚式のあとも、年賀状や、赤ちゃんの写真入りハガキ、新婚旅行のお土産などを届けてくださるお嫁さんやお婿さんがたくさんいます。ときにはご両親から感謝のお手紙もいただきます。いつまでもわたしのことを、そして、結婚式のことをおぼえていてくださるのは、とってもうれしいことですね。
わたしにとって333組目のお嫁さんとお婿さんは、なんと結婚式の日に、みんなの前で、プレゼントをくれました。「333thanks(サンクス=ありがとう)」という文字の入ったペンです。「今までたくさんの結婚式をつくってくれてありがとう!」と言われた時には、うれしくて泣いてしまいました。そのペンは、いつも、制服のポケットに入っています。
本当は、高校を卒業したらスチュワーデスになる!って、決めてました。
でも、父のすすめで大学に行くことになって。そこで、いろいろな人に出会ったり、勉強したりするうちに、「家族」の大切さについて考えるようになったんです。「家族」をつくる最初のきっかけは、「結婚式」。思い出すだけで明るい気持ちになって、家族みんなが頑張れるような結婚式をつくるお手伝いができたらいいなと思って、今の仕事につきました。

ホテルって、結婚式以外にも、泊れるし、食事もできるし、プールで泳げたりもする。だから、そこで結婚した人たちが、いつでも気軽に、思い出の場所に帰ってくることができるんです。お子さんができても、お年を召しても、何度でも。そんな場所で、ずっとお客さまをお迎えできたらすてきだなと思って、わたしはホテルでの仕事を選びました。
いろんなものを見て、たくさんの人に出会ってください。

わたしは学校で、学園祭などのイベントの準備をしたり、盛り上げたりすることが大好きでした。なのに、かっこいいという理由だけで、スチュワーデスになると決めていたんです。大学でゆっくり考えなかったら、結婚式という人生最高のイベントづくりを知らないまま仕事を選ぶところでした。みんなも、どうか大人になるまで、ゆっくりと、いろいろなものを見て、たくさんの人に出会ってください。そうやって見つけた仕事や仲間は、きっと一生の宝物になるし、苦しいときに、勇気と力をくれるはずです。
取材・原稿作成:あしたねスタッフ
ウェディングプランナー のページに戻る