プロフィール
| 生まれ |
1959年 |
| 子供の頃の夢 |
芸術家 |
| クラブ活動(中学校) |
軟式テニス部 |
| 働いている地域 |
愛媛県 |
出身地 |
愛媛県 |
| 仕事内容 |
会議室を貸す・会場でイベントを開く |
| 自己紹介 |
物事をやり通すまでねばり強くやり続ける、大胆かつ繊細な性格。休日は、主に子どもの野球の手伝いをするか、温泉でのんびりして過ごしている。 |
※このページに書いてある内容は取材日(2009年10月06日)時点のものです
仕事人記事

西条市総合文化会館は1996年に開館しました。私は2006年から文化会館を代表する館長として仕事をしています。市民の皆さんに楽しんでもらえる空間を提供したいと思っています。文化会館での主な仕事は貸館業務で、お客様の利用目的に応じて、鍵の開閉や機材準備などをして各部屋をお貸しします。もう一つの仕事は、会館で企画運営をしている自主事業です。自主事業の種類には、ピアノ・声楽のコンサートや落語の講演会、共催事業(団体や市と文化会館が一緒にする催しのこと)があります。コンサートは私たちが発案・企画をして演奏者をお呼びする場合と、コンサートを運営する会社から開催を依頼される場合があります。私たちは1年以上前から企画して、相手先と連絡を取ったり打ち合わせをしたり、チラシやパンフレットを作ったり、チケットを販売したりします。また、あまり知られていないのですが、文化会館は災害時の避難所に指定されています。地震は急に起こりますが、大雨や台風などが近づいてくると気が抜けません。

朝8時に事務所の鍵を開けて、晴れている日は国旗と市旗を揚げます。そして、郵便物の確認をしてメールのチェックをします。その後、会館の隣に流れている観音水をペットボトルに汲みにいきます。周りの会社から水を汲みに来ている人に毎朝会うので、5,6人水汲み仲間がいます(笑)。気分が滅入った時などは、鯉を眺めていると癒されます。8時30分から仕事が始まりますが、毎朝朝礼を行なっています。文化会館の部屋の種類は『大ホール・小ホール・特別会議室・リハーサル室・練習室・研修室・展示室・視聴覚室・和室・会議室』に分かれていて、何時にどの会場の予約が入っているかといった時間の流れなどを職員に確認して、私の予定を伝えます。9時からお客様が来られるので、きちんと案内できるようにしています。お客様の状況を見て、時間がある時に企画書の作成や打ち合わせをします。イベントの準備には時間を要します。また、会館の経理処理をしたり、喫茶室も経営しています。共催事業では、宣伝広告や新聞会社・マスコミへの告知、それから印刷の協力や、会場提供をします。

仕事上、顔見知りが増えるので頼まれ事が多くなり、行事の予定が重なって集中した時は大変です。喫茶室で提供する品物のチェックもあります。チケットの販売は実は一番苦労しているかもしれません。すぐにチケットが完売する公演もありますが、あまり有名ではなく、とても良いイベントなのになかなかチケットが売れない公演もあります。そういう時には色々な方に協力してもらい、皆でイベントを盛り上げていきます。イベントが終わった後は、お客様の年代やどこから来たか、どんなイベントをして欲しいかなどについて、アンケートや統計を取ります。会館に来られるお客様は催事の内容によってはお年寄りの方が多い場合もありますが、小さい子どもさんから幅広い年齢層の方が会館へ足を運んでくれるような努力をしなければいけないと思っています。

この仕事の魅力は、色々な分野の人に出会えることですね。芸術や文化を極めている方と接することができるのは幸せだなと思います。皆で企画したイベントに対するお礼を言われたり、「またやって下さい」と言われたりするとうれしいです。アンケートや統計の結果を見て、お客様の要望に応えられるように企画することがやりがいです。市内の企業の方々と協力して、皆さんに喜んでもらえる企画をしたいと思います。私は文化会館のホームページにある「館長日記」を書いていますが、なかなか更新ができなくて焦っています。これからマメに更新していきたいと思います。

この仕事では、お客様に会場を気持ちよく使ってもらえるようにすることが一番大切です。窓ガラスに手垢が付いていないか、通路にゴミが落ちていないかと清掃には気を遣っています。接客業ですので、お客様に不快に思われないように言葉遣いにも気をつけています。いつでも気軽に立ち寄ってもらえるような「いこいの場」を作っていきたいと思います。人とのつながりが大切な仕事ですから、人の紹介を受けることもよくあります。様々な業種の方とお付き合いすることで自分も成長できます。一人の力は限られているので、色々な方とのつながりを大事にしています。

私はここで館長の仕事をする前に、サービス業界で20年間働いていました。しかし、家族と一緒にいたい、地元に帰ってきたいという思いから、西条の文化会館で館長の公募があると知ったので応募しました。「どこまでやれるか自分の経験を試してみたい。やってみたい」というやる気と「絶対やってやる!」という自信がありました。共催事業の1つに、「うちぬき21プロジェクト」というものがあり、ウォークラリーを毎年行なっています。水がテーマなので水辺の散歩や、絵手紙・スケッチ・写真などのイベントもあります。また、「千の風になってのまちづくり実行委員会」という組織が地元商店街を中心に結成されていて、私も参加して新しい町づくりを応援しています。地元が元気になっていく姿を見られることは幸せですし、帰ってきて良かったなと思います。

私は生まれた時は未熟児で、両親がとても心配したそうです。でも、幼稚園に入った頃には、休み時間に教室にいたことがないくらい砂場やジャングルジムなどずっと外で遊んでいました。小学生になると急におとなしくなり、人見知りするようになりました。4年生の時にソフトボールを始め、中学生から軟式テニスをするなどスポーツに夢中でした。大学時代に入った登山部をきっかけに自然と触れ合うようになり、考え方が変わりました。

まず、健康のために体作りをしましょう。運動をすることと、好き嫌いをしないでご飯を食べてください。私は高校生の姪を最近病気で亡くしました。だから皆さんには元気な体を作って、外で遊びまわって欲しいです。そして、社会に出ると人と接することが多くなると思うので、友達をたくさん作って子どもの頃からコミュニケーションを取れるようにしてください。
取材・原稿作成:西条市産業振興課 加藤
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