プロフィール
| 生まれ |
1975年 |
| 子供の頃の夢 |
パティシエ |
| クラブ活動(中学校) |
テニス部 |
| 働いている地域 |
愛媛県 |
出身地 |
香川県 |
| 仕事内容 |
パンとお菓子の作り方を教える |
| 自己紹介 |
小さい頃から好奇心旺盛で、色んな事にチャレンジしてました。それは今でも変わってません。でも、おっちょこちょいなので失敗もいっぱいです。ミスチルやドリカムが好きでよく聞いてます。お休みの日は子ども達とお出かけしたり、パンやお菓子を焼いたりしてます。 |
※このページに書いてある内容は取材日(2009年11月10日)時点のものです
仕事人記事

私は「ジャパンホームベーキングスクール」という学校に所属し、パンとお菓子の作り方を教える教室を開いています。この学校は全国展開していて5000以上の教室があります。私の教室では、月曜日から土曜日の10時~13時に、パン2種類とお菓子1種類の作り方を生徒さんたちに教えながら皆で作っています。授業の種類には初級(6回)・中級(12回)・上級(16回)があり、それぞれ月に1回コースと2回コースの2つがあります。一回の授業に来られる生徒さんは5名くらいで、全ての生徒さんを合わせると若い方からお年寄りの方まで100名位になります。生徒さんの中には、子連れで来られている若いお母さんもいらっしゃるんですよ。月に一度高松で講習会があり、年に一度全国各地でセミナーがあるので、積極的に参加し新しいパンや新しい作り方などを勉強しています。

朝起きると、まずその日に使うバターを冷蔵庫から出すことから仕事が始まります。そしてパンやお菓子の中に入れる具や材料の仕込みをし、9時からパンの生地を作ります。10時から教室が始まり、パンとお菓子を並行して作りながら、合間で片づけをしたり、作り方を説明したりします。午後からは事務処理や、翌日の準備をします。例えば、次の日にケーキ講習がある時には、一人に1つずつスポンジが必要なのでスポンジを焼きます。作るメニューによって準備する物が違いますが、準備には2時間~5時間くらいかかります。子どもが学校から帰るまでに終わらせるようにしています。また、ケーキやパンの注文があれば作っています。教室で使う材料は、全国で同じ材料を使っているのでほとんど学校の本部に注文しています。

パンを作る時は、材料を全て計量し、パン生地をこねます。そして、一次発酵をさせます。次に生地を分割して丸めます。ここでは生地が傷まないように気をつけます。生地をばん重(パンを休ませる箱)に並べて休ませた後、定められた形に成型をして仕上げ、発酵させてオーブンで焼きます。チョコレートケーキを作る時は、バターをクリーム状に混ぜ、グラニュー糖を入れます。全卵を少しずつ分けて入れて混ぜた後、溶かしたチョコレートを入れて混ぜ合わせます。予め震っておいた粉を入れて切るように混ぜます。出来た生地を絞り袋に入れて、空気が入らないように気をつけながら、絞って型に入れます。最後にスプーンで表面をならし、オーブンで焼き、冷めたらトッピングシュガーをかけて出来上がりです。

自宅で教室を開いているので出勤する必要がなくとても便利ですが、イベントがある時には別の場所にある会場でパンやお菓子の販売をしているので、子どもが病気になった時は大変でした。教室で授業を開いている時に、作り方を失敗したことも何度もあります。オーブンを使う時には余熱の温度を高くして、焼く時に下げることもあるのですが、温度を下げないでそのまま焼いてしまい、生地が真っ黒になって生徒さんに笑われたり・・・材料を床に撒いてしまい掃除を手伝ってもらったこともあります(苦笑)。

皆に喜んでもらえるということがこの仕事の一番のやりがいです。自分が好きな事を仕事にできていることは幸せだと思います。また、この仕事は自宅でできるので、子どもがいてもずっと家に居られることは魅力です。生徒さんにとっては月に1、2回の教室なので、焼きたてのパンとお菓子を食べながら、仲間と一緒におしゃべりを楽しむことができる、ステキな時間を過ごして頂けたらと思います。フリーペーパーやホームページを見て連絡をしてもらえることもありますが、口コミで生徒さんがたくさんできたことが嬉しいです。

パンやお菓子作りは、材料の種類や量が少し違うだけで出来上がりが違ってくるので分量をきちんと計ることが大事です。またパン作りは、温度管理も大切なので、室温・湿度・水温・こね上げ温度・発酵温度、全ての温度に気を付けています。生地を丸める手の強さもポイントになるので、傷まないように少ない回数で生地を「張らす」ことがうまく作るコツです。何回も回数を重ねることにより、段々感覚が掴めてくるので早く上手に作ることができるようになります。初級コースでは、アンパン・クリームパンなど基本のパンの作り方を習い、上級コースになると、材料が多くて大型のパンを作るようになり、成型が難しくなります。上級コースで作るパンには、バターを折り込んで作るデニッシュやハード形のパンがあります。

以前は、全く違う仕事をしていましたが、パンやお菓子作りが好きで、休みの日などに趣味でパンを作ったり、パン作りの勉強をしたりしていたので、本格的にパン作りを勉強したい!という思いがありました。そして、パンの教室を開きたいなと思うようになりました。そこで、ジャパンホームベーキングスクールで初級から上級までの講座を受講した後、講師認定のための実技試験と筆記試験を受け、先生になることができました。

小さい頃は、兄と新聞でバットを作って遊んだり、自然が豊かな所だったので田んぼを走り回ったりしていました。母が働いていたので、おばあちゃんが手作りのお菓子を作ってくれていて、友達を家に呼んで一緒にクッキーやカップケーキを作ることが好きでした。おばあちゃんの手伝いで料理もよく一緒に作りました。友達も多く、たくさんの人に囲まれていました。その頃は将来、保育士さんかパティシエになりたいと思っていました。

子どもの頃の可能性は無限大だと思います。自分が信じた道を進んでいって欲しいですね。また、自分の意見をしっかり持ちながらも、相手の意見をきちんと聞ける心の広い人になってもらいたいです。日曜日には、子どもと一緒に家で食べるお菓子を作ることがあります。作って喜んでもらえることがうれしいですね。みなさんも是非、家でパンやお菓子を作ってみてください。パンやお菓子作りは奥が深いので、もっともっと勉強して、たくさんの人に作る事の楽しさ、手作りのよさを知ってもらえるように頑張りたいです。
取材・原稿作成:西条市産業振興課 加藤
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