プロフィール
| 生まれ |
1958年 |
| 子供の頃の夢 |
保育士 |
| クラブ活動(中学校) |
ソフトボール部 |
| 働いている地域 |
愛媛県 |
出身地 |
愛媛県 |
| 仕事内容 |
取材や撮影をして、冊子等を作る |
| 自己紹介 |
あきっぽくて、持続力に欠ける。でも、好奇心はオーセイ!!休日はボーっとしてたまにお菓子を作ったりしています。 |
※このページに書いてある内容は取材日(2009年08月26日)時点のものです
仕事人記事

私は、会社のパンフレットや冊子、商品のパッケージ、名刺、企業さんのオリジナルクリアファイル、ポスター、インターネットのウェブサイトなど色々なものをデザインする仕事をしています。デザインに関するものなら何でも手がけていますが、特にパンフレット関係の仕事が多いです。例えば、パンフレットを作る仕事であれば、お客さんと打ち合わせをしてパンフレットに載せる記事の内容を決めたり、ページの順番を決めたりします。大体の内容が決まったらキャッチコピーや文章を考えたり、内容に合った地図を考えたり、配色を決めたり、商品の写真をとって、レイアウトなども考えていきます。名産品などの写真をとる場合は、どう盛り付けると美味しそうに見えるか、綺麗に見えるか、アングルを考えながら写真を撮ります。四季を通じて写真を撮る場合はパンフレット1冊の作成に1年くらい掛かりますが、通常は2~3ヶ月で1冊を仕上げます。パンフレットを1冊作っている間もその仕事だけでなく、幾つかの仕事を掛け持ちしています。

観光パンフレットを作る場合、お客さんと最初の打ち合わせの時に、ページ数や、大体の内容を決めています。次の打ち合せの時に、お客さんにパンフレットのイメージをつかんでもらいやすくするために「ラフスケッチ」を作っていきます。ラフスケッチとは、お客さんがどういうものが欲しいかということを考えて、パンフレットに入れる写真や記事である程度の形を作ったものです。メインとなるものを表紙にして、特集を組むといったことをします。ラフスケッチができ上がったら、もう一度打ち合わせをします。そこでお客さんからOKが出れば、実際にパンフレットに使う写真を撮りに行きます。写真や記事などの資料が集まったら、整理しながら作っていきます。お客さんに、追加や修正のために確認してもらいながら作っていきます。完成したらパソコンでデータを処理して印刷に出します。一般的にはA4サイズのパンフレットが多いですが、私はA5サイズのパンフレットをよく作ります。理由は、女性は出かける時ほとんどの人がバックを持っていますが、A4サイズはバックに入りづらいので、小さめのサイズの方が持ち運びに便利だからです。

デザイナーと聞くと華やかなイメージがありますが、実際の仕事とはギャップがあります。取材に行ったり、写真を撮ったりコツコツと仕事をすることが多いです。自分の希望を形にすることは簡単にできますが、お客さんがどうしたいかということが第一です。時には自分の意見も言いますが、お客さんの意見は最優先ですね。デザインの仕事というのは、今まであるものを変更するのではなく、今までに無いものをゼロから作り上げることなので、どういう視点から、どういうものを作るかを自分なりに見つける作業が一番大変です。ここまでできれば終わりということがなく、正解がないので、目に見えない努力が必要です。

できあがったものを見て、「良いものを作ってもらえて良かった」とお客さんに言ってもらえるとうれしいですね。苦労があればあるほどできあがった時は嬉しいです。自分が作ったものに、その時の自分の想いが出ているということにもこの仕事の魅力を感じます。何かをデザインするというのは、誰かに伝えたい情報や素材を集めてお知らせすることです。お客さんとフィーリングが合って希望している物が作れた時は「やった!」と思いますね。今はパソコンで処理しているので、色目のチェックなどすべて自分でしなければなりません。作業の量が以前より増えましたが、イメージがしやすくなりました。

物を作る時、現地に行ったり、人と話をしたり体験することでより分かりやすく伝えることができると思っているので、伝えたい物を必ず自分で見て感じるようにしています。見た人へ何が言いたいのか、何を知らせたいのかを、分かりやすく作ることが理想です。デザインにこだわると、伝えたいことが伝わりにくい時があるので、読みやすくなるように工夫しています。また、デザインには流行があるので、その時代の流れを取り込めるように、常に情報を集めるようにしています。これからは『食』に関わるデザインの仕事をしたいと思っています。食べることは大切なことですので、デザインを通して『食』に関することをうまく表現できたらいいなと思います。
デザイナーの仕事に就いたのは、友達からタウン誌の仕事を紹介されたことがきっかけです。タウン誌で4年間働きましたが取材が多かったので、いまデザイナーとして取材に行くことに対して違和感はありません。小さい頃から絵を描くことが好きだったので、この仕事に就けたことはラッキーですね。今は、パソコンでデータ処理をするのでMac(マッキントッシュ)を使えないと苦労します。私の場合は、仕事をしながら覚えました。デザイナーになるためには、いろんなものを見て、いろんな人と会っていろんな話を聞いて、綺麗だなぁとか面白いなぁとかたくさん感動することが必要です。
小学生の時は着せ替え人形でよく遊んでいました。自分で紙に人形の絵を描いて、洋服を作って色を塗って、引っかけられるように折り線を作って名前を付けて友達と遊んでいました。近所の子と山登りをしたり探検をしたり、石けりや縄跳びもしていました。将来これになりたいというはっきりした夢はありませんでしたが、ケーキ屋さんや保母さん、看護師さんなど、気が変わりやすかったのでなりたいものがたくさんありました(笑)。

子どもの頃から確かな夢がある人は、ほんの一握りの人だと思います。夢がないということでプレッシャーを感じる必要はないと思います。私もそうでしたが、確かな夢がなくても何かをやっているうちに、大人になって偶然目標を見つけることができました。夢を探していくことで充分だと思います。失敗することは辛いですが、失敗しないと新しい発見ができないこともあるので、たくさん遊んで、失敗しながら成長していって欲しいです。そして、目標に向かって努力してください。
取材・原稿作成:西条市産業振興課 加藤
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